異形コレクション『喜劇綺劇』
もうすぐ刊行。
アマゾンで予約可能です。
私は「山藤孝一の『笑っちゃだめヨ!!』」という意地の悪い短編を書いてます。
イヤンな気分をお楽しみください。
以前紹介した大森望さん編集のアンソロジーです。
アマゾンに書影が出たので再び日記に。
これ。
私は「黎明コンビニ血祭り実話SP」という短編を書いております。
ええと、タイトルどおりの小説です。
SFです。そう、SFですとも。
というわけでこんなものが出ます。
SFマガジン(早川書房)の創刊50周年を記念したアートブック「Sync Future」が、早川書房とルーセント・ピクチャーズエンタテインメントの共同出版で12月10日に発売される。
詳細はこちら。
大森さんがTwitterで書いてたから、こっちに貼っちゃおうっと。
書 き下ろし日本SFアンソロジー『NOVA 1』(大森望責任編集/河出文庫997円)の編集後記中。本文はすでに再校段階。執筆陣は北野勇作、小林泰三、藤田雅矢、山本弘、田中啓文、斉藤直子、田 中哲弥、牧野修、円城塔、飛浩隆、伊藤計劃(収録順)。12月上旬刊行予定。
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呪禁官 意志を継ぐ者 (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)
祥伝社から2003年に出た呪禁官の続編『呪禁局特別捜査官 ルーキー』の新装版です。ちょっと多めのあとがき付き。
“クトゥルー”と名づけられた世界初の霊的発電所の周辺で呪的災害が頻発した。緑色に腐敗した巨大な赤ん坊が近隣の街を破壊したのだ。この種の災害や違法な呪的犯罪を取り締まる呪禁局特別捜査官に緊急出動命令が下る。新人の葉車創作(ギア)は、災害の裏に、大鴉を操って先輩の龍頭麗香を殺したサイコムウの暗躍を知る。その狙いが発電所の破壊と気づいた葉車たちは厳戒態勢に入る。そこへ狂信的な科学武装集団が侵入。世界の破滅を目論む邪悪な生命体と壮絶な魔戦が始まった…。
呪禁官 暁を照らす者たち (クトゥルー・ミュトス・ファイルズ)
祥伝社で2001年に刊行された『呪禁官』の新装版です。短編のオマケ付き。
それは魔法と科学が共存する世界。
魔法は日常的に一般の技術として使われていた。
呪術的な犯罪を取り締まる呪禁官・歯車俊彦(ギア)は、相棒の龍頭とともに非合法呪具の密売の現場に踏み込み、命を落としてしまう。
その数年後、県立第3呪禁官養成学校には、
仲間たちと訓練に励む歯車創作の姿があった。
父と同じくギアと呼ばれて――。現代呪術を否定するカルト科学者集団のテロ、父を殺した不死者の恐るべき計画に、ギアたちは巻き込まれていく。
魔術学園を舞台に広げられるオカルト青春ホラー。
犬は書店で謎を解く (メディアワークス文庫)
ご主人様はワンコなのです !
頭はキレるが、ヒネくれた性格ゆえに友人のいない青年。そして彼が飼っている人懐っこくて素直な柴犬。ひょんなことから、この主従の魂が入れ替わってしまう! 笑いあり涙ありの、異色入れ替わりストーリー!!
だから本当だってば。
月世界小説 (ハヤカワ文庫JA)
友人とゲイパレードを見に来ていた青年、菱屋修介は、晴天の空にアポカリプティック・サウンドが響くのを聞き、天使が舞い降りるのを見た。次の瞬間、世界は終わりを告げ、菱屋は惨劇のただなかに投げ出された。そして彼が逃げこんだ先は自分の妄想世界である月世界だった。多数の言語が無数の妄想世界を生み出してしまった宇宙を正しく統一しようとする神の策謀と、人間は言語の力を武器に長い戦いを続けていたのだった。
牧野の持っているSFのすべてがこの中に入っています。
冥福――日々のオバケ
こんなのを書いてしまいました。
心残りだってあるし、恨み辛みを言いたいときもある。
オバケ稼業も、ぜんぜんラクじゃない。コワいけど、コワくなかった!
日々のオバケの活躍(?)をステキに可愛らしく、生き生きと(死んでますけど)描く珠玉の短編集
筒井康隆編: 70年代日本SFベスト集成4: 1974年度版 (ちくま文庫)
わたしが高校生の時に書いたショートショートが載っております。それはそれとしてそれ以外の収録作は素晴らしいです。
「屋上」眉村卓:「夜のバス」石川喬司:「トリケラトプス」河野典生:「真夜中の戦士」永井豪:「フィックス」半村良:「夜が明けたら」小松左京:「佇むひと」筒井康隆:「渋滞」豊田有恒:「生物都市」諸星大二郎:「砂漠の幽霊船」真城昭:「有名」星新一:「決戦・日本シリーズ」かんべむさし:「スフィンクスを殺せ」田中光二
私の本気をあなたは馬鹿というかもね (メディアワークス文庫)
もう一つの世界。もう一つの昭和。まだ太平洋戦争の傷が残り、人々の気持ちが殺伐としていた時代。アカネ、アリー、ワシオの三人の少女は貧しいながらも、逢坂にある退役婦人養生院で働いていた。大人の都合に翻弄される彼女たちは、厳しい時代の中でも、自らの道を切り開いていこうと懸命に進んでいく―。大人であれば我慢することにも「間違っている!」と真っ直ぐに言える純粋な心。それは希望に満ち溢れた子供たちの特権だった。牧野としてはかなりの野心作なのですが判っていただけますでしょうか。
呪禁官 百怪ト夜行ス (The Cthulhu Mythos Files)
それは魔法と科学が共存する世界。その世界で呪術的な犯罪を取り締まるが呪禁官たちが逮捕した魔女相沢螺旋香の正体は、邪神シュブ=ニグラスだった。たまたま見学に来ていた呪禁官養成所の少年たちと、魔女とともに護送されていた魔術犯たちを巻き込み、邪神シュブ=ニグラスの千の眷属たちとの戦いが始まる。彼らは無事に螺旋香を監獄グレイプニルに送り届けることはできるのか。魔術と武術、銃撃と剣戟が交錯するハードボイルド伝奇アクション開幕。
牧野 修: 怪しの晩餐 (TO文庫)
昔昔角川書店から出ていた『記憶の食卓』の文庫化でございますのよ。もちろんいくつか手を入れておりますし、あとがきも書いておりますが、勘違いして買わないで下さいまし。保存用とか贈答用に二冊三冊と購入していただくことも可能ですけどね。えへへ。
牧野修: 奇病探偵 眠れない夜 (タソガレ文庫)
トラブルに巻き込まれ続ける気弱な少年に未来はあるのか。という娯楽作でございますよ。
怖さ控えめ。バイオ系のお気楽な陰謀と暴力と狂気みたいなあれこれをお楽しみくださいまし。
いささか不謹慎ではありますが、不謹慎で暑さをふっとばせ!
菊地 秀行・牧野修・くしまちみなと: ダンウィッチの末裔 (The Cthulhu Mythos Files 5)
『ダンウィッチの怪』をテーマとしたオマージュ・アンソロジー・シリーズの第一弾!
私は『灰頭年代記』という中編で参加してます。
1960年、茨城県灰頭村で連続児童失踪事件が起こる。いなくなった兄弟、友達を探そうと冒険に出た5人の少年達が遭遇した恐怖の正体は何だったのか?
25年後、引き寄せられるように故郷に戻った5人を更なる闇が襲う。
更に25年後、無残に殺された仲間たちの敵を討つべく最期の闘いに挑む。
ねっ、おもしろそうでしょ?
菊地さんの『軍針』は十月真紀も登場するあの作j品の後日譚。
そしてくしまちさんの『ウィップアーウィルの啼き声 』はなんとゲームブックなのでございますよ。
赤坂 憲雄他: 怪獣文藝 (幽ブックス)
凝った装丁に中には怪獣の解剖図まで。
怪獣に関する小説や絵物語や解説やと盛りだくさん。
牧野は『穢い國から』という短編を書いております。
怪獣で怪談をという注文に応えるべくがんばってみました。
牧野 修: リアード武俠傳奇・伝 (ハヤカワ文庫JA)
あのね、末弥純さんが表紙ですよ! 何度も言いますけどね、ほんとに何度も言いますけど末弥純さんですよ。もう、それだけで買いですからね、っていうか買ってちょうだい。
牧野 修: バイオハザード ダムネーション (角川ホラー文庫)
久々のバイオホラーノベライズ。
今回はフルCGアニメのノベライズです。
熱い男たちの物語でございますよ。
死んだ女は歩かない 3 ――命短し行為せよ乙女 (幻狼ファンタジアノベルス)
とうとう最終巻です。三作シリーズで書いたのは初めてのこと。思う存分好き放題にやらせていただいた気がします。そして相変わらずの強い女祭状態。心残りなのは、強い女が物語を引っ張っていくので、ゾンビの話をあまり書き込めなかったこと。
ゾンビ中心の話で一作ぐらいは何か書きたいっす。
晩年計画がはじまりました
今回はバリバリのホラーでございますよ。
この装丁を早く見てもらいたかったのです。
なんか、えらいことになってます。
大正二十九年の乙女たち (メディアワークス文庫)
ほんとうにほんとうに美しき乙女たちの青春小説でございますのよ。
そこの人、信じてないでしょう。
ちょっと騙されたと思って読んでみてくださいよ。
死んだ女は歩かない〈2〉あくまで乙女 (幻狼ファンタジアノベルス)
出た! 「死んだ女は歩かない」に2作目がとうとう出ましたよ。もう完全に強い女祭状態。自粛してる場合じゃないぐらいの強い女祭。
乾月の元カレも登場して大騒ぎ☆ って嘘じゃないですよ。
第三巻へとつなげたいと血を吐く思いで宣伝しております!
読んで!
そこに、顔が (角川ホラー文庫)
直球のホラー小説です、っていわなくてもこのタイトルでこの表紙でラブコメだったら怒られます。
これの核になるアイデアはずいぶん前に思いついていたのですが、なかなか使う機会がなかったのです。
こういうストレートな怪談っていうのは、本当に久しぶりに書いたような気がします。
こえ~、とか思いつつ楽しんでもらえたら一番嬉しいです。
田中啓文+牧野修: 郭公の盤
田中啓文さんとの合作です。最初の話し合いからずいぶん時間が経ちました。本格伝奇をめざした作品です。伝奇ブームがくればいいのにと、田中さんと話し合いながらつくっていきました。共作というのはとても難しいものだと思います。多人数で集まってお祭りのようにするのなら別ですが、一冊の本として完成度の高いものにしたければ、それなりに覚悟もいると思います。なにより相手とのコンビネーションがものをいいます。良き友人となら出来るかといえば、そんなものでもないでしょう。良き実作者が相手なら良い合作が出来るかといえば、そういうものでもないでしょう。様々な条件を考えて、このような合作がそうそうたくさん生まれるとは思えません。幸せな仕事をさせていただいたと思っています。
死んだ女は歩かない (幻狼FANTASIA NOVELS M 4-1)
女だらけのX-MENぽろりもあるよ、&ゾンビでございますよ。ぽろりはあんまりないけど。いやあ、ゾンビっていいですよね。遅いゾンビ速いゾンビ喋るゾンビとゾンビも各種そろってます。ついでに白衣の少年博士も登場。個人的に盛り上がっております。
井上雅彦 (著), 橋元淳一郎 (著), 牧野修 (著), 我孫子武丸 (著), 森岡浩之 (著), 新城カズマ (著), 瀬名秀明 (著), 石持浅海 (著), 谷甲州 (著), 小林泰三 (著), 森奈津子 (著), 倉阪鬼一郎 (著), 森山由海 (イラスト) : 逆想コンチェルト 奏の2 イラスト先行・競作小説アンソロジー Inspired by Yoshimi Moriyama’s Illustrations
文句なしの美本でございますよ。
私は『問題画家』という鬼畜小説を書いております。
血とか内臓とか、揃えております。
よろしくね、てへっ。
REDLINE
映画『REDLINE』のノベライズです。
なんか凄くカッコイイ本になっていて嬉しいっす。
かなり良い感じでノベライズ出来たと自負しているのですが、いかがなものでしょうか。
映画よりもずいぶん早く刊行されるので、これがどんなアニメとして映像化されているのか、後で見てもらえるともっと嬉しいっす。
再生の箱 トクソウ事件ファイル(2) (講談社ノベルス マH- 3)
二冊組であることも警察が舞台であることも、何もかもが私にとっては初めてばかり。
今回ばかりは愉しんでばかりもいられませんでした。
加門七海,福澤徹三,中山市朗,伊藤三巳華,小池壮彦,安曇潤平,松村進吉,牧野修,岩井志麻子 工藤美代子: 怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4)
実話怪談で参戦してます。タイトルは『これは怪談ではない』。メタ怪談じゃないですよ。真面目に実話怪談しております。怖い話、って最近書いてなかったなあ。
夢魘祓い ――錆域の少女 (角川ホラー文庫)
ジュブナイルっぽい雰囲気で血塗れのどろどろをやってます。まさに古屋兎丸さんの表紙そのまま!
楽しんでもらえたら嬉しいなあ。
少年テングサのしょっぱい呪文 (電撃文庫)
ラノベの老舗、電撃文庫で書かせて頂きました。業界の仕組みも含め、いろいろと面白かったです。イラストががんがん入るのも楽しいし(すめらぎ琥珀さんありがとうございます)、ラノベファンって反応がしっかりあるので面白かったなあ。意外にネチカ姐さんというキャラの評判が良かったので嬉しかったなあ。
綾辻行人、牧野修: ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ (幽ブックス)
ホラー映画に関するエッセイです。もともとは理論社のサイトでのリレーエッセイで、綾辻さんと交互に書き進めました。ショートショートも入ってます。エッセイ開始の時には、ぬるいホラーファンである自分には荷が重いかなと思っていたのですけど、途中で居直りました。いつもこんな感想ばっかりで申し訳ないですけど、やはり書くのが楽しかった一品です。
都市伝説探偵セリ〈1〉 (フォア文庫 C 209)
完全に小学生向けのお話です。最初は子供のための実話怪談ってどうでしょう、というところから始まったのですが、最終的には学園ホラーコメディになりました。これまた書くのが楽しかった作品です。
1は我孫子武丸さんに、2は田中啓文さんにあとがきを書いて頂きました。次があったら森奈津子さんに頼もうと思っていたのですが、残念。
バイオハザード アンブレラ・クロニクルズ SIDE A (角川ホラー文庫)
ゲームのノベライズです。ゲーム制作者側と細かく打ち合わせを重ねながら仕上げました。A,B,共に短期間でかきあげなければならなかったので、かなり苦戦しました。
ネクロダイバー―潜死能力者 (角川ホラー文庫)
ホラー・アクションですね。小道具的にはホラーですけど、ノリはアクションのものかな。気軽に楽しめる娯楽作、っていうのを模索しながら書いてます。
水銀奇譚 (ミステリーYA!)
ジュブナイルを意識して書いたものです。ソノラマ時代は逆にあまり意識せずに書きました。これを書いてからジュブナイルらしさみたいなものは面白いなと思うようになりました。
病の世紀 (角川ホラー文庫)
もともとは徳間書店さんからハードカバーで出して頂いたものです。
怪奇大作戦みたいなことがやりたくて、エンタテインメント作品としてはそこそこ成功した気がするのですが、いかがでしょうか。
月光とアムネジア (ハヤカワ文庫JA)
基本のアイデアを思いついたときは小躍りしましたけど、書き出すともの凄く難航しました。頭が悪いもので、こういうきちんとした構成が必要なものは本来苦手なんですよ。
ポーラ エッジウッド: サイレントヒル (角川ホラー文庫)
ゲームの映画化のノベライズですよね。しかも英語版のノベライズが存在していたので、基本的にはそこから逸脱しないようにしました。参考のためにいただいたビデオが真っ暗で、怪物の姿がよく見えなくて苦戦しました。まさに暗中模索。
記憶の食卓
食べることに関しての小説。どうしても食に関してはこういう忌まわしい印象があるんですよ。なんでかなあ。
リアルヘヴンへようこそ (角川ホラー文庫)
ずいぶん前から構想していたモダンホラーです。
ホラーは好きです。やっぱり。超常現象ってどうして起こるのか、のトンデモ理論を考えるのが楽しかったです。
蠅の女 (光文社文庫)
中編執筆という珍しい依頼で書かせてもらいました。
ホラーアクションっす。
悪魔と天使の話はもっといろいろ書いてみたいです。
楽園の知恵―あるいはヒステリーの歴史 (ハヤカワ文庫JA)
というわけでこれ。Jコレの文庫化はどちらもイラストを山本ヤマトさんにやっていただきました。カッコイイっす。
傀儡后 (ハヤカワJA)
Jコレクションの二作は文庫化されているので、こちらの方をちょっとご紹介。
楽園の知恵 -あるいはヒステリーの歴史 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
Jコレクションから出させて頂いた短編集です。
当然SF作品を集めてみました。
短篇は書くの大好きです。
でも結局は長編を書くのと同じぐらい悩みますよね。って誰に問い掛けてんだか。
黒娘―アウトサイダー・フィメール (講談社ノベルス)
自分としては傑作だと思っているのですが、誰も認めてくれません。ちぇっ。せっかく古屋兎丸さんに連載時からイラストを描いていただいているのになあ。お世話になってます、兎丸さま。
呪禁局特別捜査官 ルーキー (ノン・ノベル)
実質的には「呪禁官」の続編。オカルト発電とか科学戦隊とかの話を考えるのが楽しかったなあ。
ファントム・ケーブル (角川ホラー文庫)
読後、いやんな気分になる小説を集めてみました。そんなもの誰が読むの、とか思われるかもしれませんが、京極さんだって「厭な小説」を出してるでしょ。需要はあるんだよ、きっと。
忌まわしい匣 (集英社文庫)
最初の短編集。ホラー短編集としては最高の出来だと自負しております。いかがなものでしょうか。
バイオハザード (角川ホラー文庫)
映画版「バイオハザード」のノベライズ。ミラ・ジョボビッチはかっこいいなあ。でもレイン・オカンポ 役の ミシェル・ロドリゲスは本物だからなあ。ルームメートを殴り倒したとか。暴力的な女の魅力を生かす方向でノベライズ。
傀儡后 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
日本SF大賞作品。連載時から苦戦に次ぐ苦戦。単行本化の時もいろいろと手を入れて、それでもなんだか未完成な気がします。しかし、きっと何をやっても未完成な気がするんだろうなというか、未完成という形をとるしかない作品かなとか思います。
呪禁捜査官―訓練生ギア (祥伝社文庫)
というわけで、文庫版。
呪禁官 (ノン・ノベル)
オカルトと科学を立場を変えて書いてみる試みです。しかもジュブナイルの雰囲気を出したかったので学園ものです。全体として参考にしたのは、実は映画「バックドラフト」でした。
我孫子 武丸・田中啓文・まきの: 三人のゴーストハンター―国枝特殊警備ファイル
ゲームつながりで書いた合作。楽しかったなあ。小説すばるに連載されてて集英社でハードカバーが、チュンソフトからノベルス、最後は集英社文庫から出ました。正統派ゴーストハンターものです。
アロマパラノイド―偏執の芳香 (角川ホラー文庫)
最初は徳間のノベルスから出る予定だったのが、そのホラー専門ののレーベル(平山さんの「シンカー」はここから出た)がなくなって立ち消え、結局はノベライズのお仕事を一杯させていただいていたアスキーからハードカバーで出させていただくことになりました。で、これはホラー文庫から出ているもの。匂いSFでもあります。
王の眠る丘 (ハヤカワ文庫JA)
あまり絶版が続くのもあんまりなので、文庫化されて生きているのはそっちの方をアップします。小説は最初で最後の「小説ハヤカワHi!」新人賞受賞作品。小菅久実さんの表紙もかっこいいけど、キャラを扉に書いていただいてそれも大好きです。ハードカバーの時の表紙はなんと安彦良和さん。すげえ。
スイート・リトル・ベイビー (角川ホラー文庫)
ホラー大賞佳作の一品。モダンホラーが書きたくて書きたくて、いろんなパターンを考えていた、その中の一つ。取材というのを初めてしました。どきどきしたなあ。
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