月世界小説現る!
でたでた出たよー!
『月世界小説』早川JA文庫から(7月8日刊行)
作中に出てくる『The Novel of the Lunar World』(ジョン・ディー著)の装丁をそのまま表紙に持ってきました、という設定の装丁。
自著ながら、かっこいい!
そしてなんと解説は山田正紀さんにお頼みしたのです。
この装丁と解説のためだけにでも買って損のない本でございますよ。
いやほんと。
内容の事はあまり説明してないけど。
でもね、明快にSFと名乗れる小説が書けるのはこれで最後だろうと覚悟して書いた作品であることは間違いありません。
っていうか、わたしのことをSFも書く人だとわかっている人はいまどれぐらいいるんでしょう。
ちなみに本作はかつてSFマガジンに掲載された『月世界小説』を中心に長編化したもので、連作短編ではありません。
同じ世界を舞台にした短編を全部合わせて出すだけなら2、3年前には仕上がっていたんですけどね。
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コメント
字体もなんとなく手塚治虫風でかっこいいですね。これからもSF書いてください。
投稿: 小林泰三 | 2015年6月19日 (金) 14時15分
>小林泰三さま
ねっ、表紙はすんばらしいでしょ。
それにしても小林さんから泣かせる台詞を聞こうとは。
お互いにいろいろと頑張りましょう。
投稿: | 2015年6月20日 (土) 04時09分