郭公の盤
田中啓文さんと共著の伝奇小説『郭公の盤(ミステリマガジン連載)』がいよいよ最終回を迎えます。
ウエブ連載で始まり、途中からミステリマガジンの連載へと変わって、ようやくの最終章です。
最終回は田中啓文さん。伏線とかそうでないものとか、とにかく確実にすべてを拾う性格の田中さんがものすごく困って現在執筆中。ほんとごめんなさいと、質問の電話があるたびに頭を下げるのでした。
田中さんは、始まる前に詳細までプロットを決定してから書くタイプ。私は一つのエピソードとか絵とか、そんなので始まって勢いで進めるタイプ。つまり田中さんにものすごく迷惑をおかけしたのでした。
最終的に書籍化されるのは来年のことですが、トンデモネタにトンデモ解決をつけることが出来たのか出来なかったのか。ご期待くださいまし。
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コメント
最終回にいたって、突然セックスシーンとかを書いてしまったり、もうわけがわからなくなっています。やっぱり7万人を火炎放射器で皆殺しというわけにはいかんのかなあ。今、火炎放射戦車について調べています。
投稿: たなかひろふみ | 2009年11月25日 (水) 01時51分
>やっぱり7万人を火炎放射器で皆殺しというわけにはいかんのかなあ。
でもそれって実質的には爆撃機で焼夷弾を落とすのと同じでは。どうせなら爆撃の方が楽かもね(無責任)。
投稿: makino | 2009年11月25日 (水) 01時59分
というか、公開の場でまだ出ていない本のネタを披露していいのでしょうか。
投稿: makino | 2009年11月25日 (水) 02時00分
ことがことなので、主人公が「ひとりでできるもん」なことのほうがいいですね。爆撃機を飛ばすとなると他人にいろいろ指示を出してそれに従わせないといけないし。
まだ出てない本ではありますが、まったく書いていない部分で、実際にはどうなるかわからないので、まあいいのでは。
投稿: たなかひろふみ | 2009年11月25日 (水) 12時01分
ひとりでがんばっていっぱい殺すので、それらしく出来ているのは、村上龍の『昭和歌謡大全集』ですね。あれはいい手を考えたなあ。個人で爆弾を落とす方法はなかなか難しいですよね。映画もなかなかちゃんとできてましたよ。
投稿: 北野勇作 | 2009年11月28日 (土) 13時25分
『昭和歌謡大全集』は読んでいるし、映画も見ているのに、どうやったのか覚えていない。年寄りはこれだから。米兵から盗んでいたんでしたっけ。違うかなあ。
一人で大量殺戮を行った映画では「太陽を盗んだ男」が一番では。
投稿: makino | 2009年11月28日 (土) 20時02分
米兵から買うのは、その前のロケット砲ですね。
そのあとで、廃工場みたいなところで燃料気化爆弾をがんばって作るのです。まあそんなこと実際には無理だとは思いますが、そこまでの段取りがいいのでオッケーです。
「太陽を盗んだ男」は、ひとりでがんばってできるわけがないプルトニウム強奪のところをマンガっぽっくすることでクリアしているのはうまいなあと思いました。
投稿: 北野勇作 | 2009年11月29日 (日) 17時08分
エピローグにでてくる
ターバンの男って誰ですか?
もいっかい読み直すのは大変なので
教えてエロい人!!
投稿: pico | 2010年12月 4日 (土) 21時43分